【サイト名】 アリアドネ
【欧文表記】 ARIADNE
【URL】 http://ariadne.jp/ (2005年10月以降。旧http://ariadne.ne.jp/)
【制作・発信】 二木麻里
【発信開始】 1995年10月
【リンク】 どのページも自由です。これはあまりにも自明のことであると考えていたので、ながらく
リンクについて記載をもうけてきませんでした。ですがきちんと表明すべき時期になっているようです。
ハイパーリンクは、インターネットを成立させるもっとも根本的な機能の一つです。サイトを設けることは、
インターネットというリンクの網の目に参加することにほかならず、インターネット上で発信をおこないながら通常のプレーンリンクに対してなんらかの許可、あるいは制限をもうけるのはむしろ特殊な姿勢であり、例外的なありかたであるとわたしは考えています。
ワールドワイドウェブを設計したバーナーズ=リーは、つぎのようにのべています。
「私は新たにリンクをはるという行為がごくありふれたものになればいいと考えた。
そうすれば、リンクの網の目は偏ることなく地球の裏側にまで広がることになる。
中央集中型のデータベースを導入することさえ避ければ、すべて順調に調整されて
いくだろう。特別なノードも、特別なリンクもそこにはない。どのノードも、すべ
てのノードにリンクすることができる。これによってシステムは必要な柔軟性をえ
て、普遍的なシステムになる鍵を握ることになる。論理上の文献空間はネットワー
クをこえ、あらゆるシステム、あらゆるリンクをこえ、アクセス可能なすべての
情報項目をふくむことになる。これで、考えられるすべてをきちんとさし示すこ
とができれば、ハイパーテクストは最高に強力なものになる。ノードといっても
いいしドキュメントでもかまわない、呼び方はなんでもいいが、ようす
るにそれらは根本的に一つのファイルになる。そしてそれぞれのファイルが参照
できるアドレスをそなえ、すべて情報空間という同一の場所に存在することにな
る。…(中略)…私はこのシステムを「ワールド・ワイド・ウェブ」とよぶことにした。」
ティム・バーナーズ=リー 『Webの創成』(毎日コミュニケーションズ)より
Tim Berners-Lee, Weaving the Web, Harper Collins Publishers Inc.1999.
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